なぜか自分だけお金が貯まらない…
同じような収入なのに、あの人はどうして貯金できているんだろう?

こんな風に思ったことはありませんか?
実は、お金が貯まる人には共通した特徴や習慣があるんです。

編集部
今回は、そんなお金が貯まる人の特徴を6つご紹介し、さらに今すぐ実践できる貯蓄法についても詳しく解説していきます。
目次
世間の貯金額の平均は?

まず最初に、日本人の貯金額の実態について見てみましょう。
金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2022年の単身世帯の金融資産保有額の平均は871万円、中央値は100万円となっています。
一方、二人以上世帯では平均1291万円、中央値は400万円という結果でした。
引用元:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果
ただし、この平均値と中央値の差を見ると分かるように、一部の高額資産保有者が平均を押し上げているのが現実です。
つまり、多くの人が平均値よりもずっと少ない貯金額で生活しているということになります。
年代別に見ると、20代の単身世帯では平均179万円(中央値20万円)、30代では平均606万円(中央値56万円)となっており、年齢とともに貯蓄額が増加する傾向にあります。

編集部
でも、中央値を見ると「思ったより少ないな」と感じる方も多いのではないでしょうか。
こうした数字を見ると、多くの人が貯蓄に苦労していることが分かります。
お金が貯まる人の特徴6選を紹介!

それでは、お金が貯まる人に共通する6つの特徴について、詳しく見ていきましょう。

編集部
これらの特徴を理解し、少しずつでも取り入れていくことで、あなたも確実に貯蓄体質に変わることができるはずです。
収入と支出を徹底して把握している
お金が貯まる人の最も重要な特徴は、自分のお金の流れを完全に把握していることです。
毎月いくら収入があって、何にどれだけお金を使っているのかを、細かくチェックしているのです。
家計簿をつけている人もいれば、スマホアプリを活用している人もいます。
最近では銀行口座やクレジットカードと連携できる便利なアプリも多いので、手軽に収支管理ができるようになりました。
特に支出については、固定費と変動費に分けて管理しています。
家賃や保険料、通信費などの固定費と、食費や娯楽費などの変動費を明確に分類することで、どこに無駄があるのかが一目瞭然になるわけです。
また、お金が貯まる人は単に記録をつけるだけでなく、定期的に振り返りをしています。
月末や月初に前月の支出を振り返り、「今月は外食が多すぎたな」「通信費を見直せそうだな」といった気づきを次月の行動に活かしているのです。
きちんと整理整頓ができている
意外に思われるかもしれませんが、お金が貯まる人は身の回りの整理整頓が非常に上手です。
部屋が片付いていて、必要なものがすぐに見つかる環境を作っているのです。
これは単なる性格の問題ではありません。
整理整頓ができていると、同じものを重複して買ってしまうことがなくなります。
「あれ、シャンプーってまだあったっけ?」なんて迷うことがないので、無駄な買い物をせずに済むわけです。
また、財布の中も常にきれいに整理されています。
レシートはすぐに整理し、ポイントカードも本当に使うもの以外は持ち歩きません。
クレジットカードも必要最小限にとどめ、家計管理を複雑にしないよう心がけています。
冷蔵庫の中身も把握しているので、食材を無駄にすることがありません。
買い物前に冷蔵庫をチェックし、必要なものだけをリストアップしてから出かけます。
こうした小さな習慣の積み重ねが、大きな節約効果を生んでいるんです。
規則正しい生活を送っている
お金が貯まる人は、生活リズムが安定しています。
早寝早起きを心がけ、食事の時間も比較的規則正しく過ごしているケースが多いです。
一見お金とは関係なさそうに思えますが、実は規則正しい生活は節約に直結しています。
例えば、毎日同じ時間に起きることで、朝食を自宅でとる習慣がつきます。
慌てて家を出て、コンビニでパンとコーヒーを買うよりもずっと経済的です。
また、計画的に食事をとることで、外食やデリバリーに頼る頻度が減ります。
疲れて帰宅した時に「今日は作るのが面倒だから、出前でも取ろうか」となりがちですが、規則正しい生活を送っている人は、事前に作り置きをしたり、簡単に作れるメニューを用意したりしているのです。
睡眠時間もしっかり確保しているので、体調を崩すことが少なく、医療費もかかりません。
ストレス発散のための無駄遣いも減る傾向にあります。
健康的な生活は、結果的に家計にもプラスの影響を与えているというわけです。
計画を立ててから欲しい物を購入している
衝動的な買い物をしないことも、お金が貯まる人の大きな特徴です。
欲しいものがあっても、すぐには買わずに「本当に必要なのか」「今買うべきなのか」をじっくり検討します。
特に高額な買い物については、必ず計画を立てます。
例えば、新しいパソコンが欲しいと思ったら、まず現在のパソコンで本当に困っているのかを確認します。
そして必要だと判断したら、予算を決めて、どのような機能が必要なのかを整理してから、複数の商品を比較検討するのです。
また、「欲しいものリスト」を作って、一定期間置いてから再度検討するという方法をとっている人も多いです。
1週間後、1ヶ月後に見直した時に、「あれ、そんなに欲しくなかったかも」と気づくことは結構ありますよね。
セールや限定商品に惑わされることも少ないです。
「今だけ特価」「限定◯個」といった文言に踊らされず、本当に自分にとって必要で価値のあるものかどうかを冷静に判断します。
結果として、満足度の高い買い物ができ、後悔することがほとんどありません。
上手に資産運用を活用している
お金が貯まる人は、ただ銀行に預けているだけでなく、適切な資産運用を行っています。
といっても、リスクの高い投機的な取引をしているわけではありません。
自分のリスク許容度を理解した上で、長期的な視点で資産を増やしているのです。
特につみたてNISAは年間40万円まで投資でき、運用益が非課税になるため、長期的に見ると大きなメリットがあります。
月々3万円程度からでも始められるので、無理のない範囲で続けていけます。
投資先についても、個別株式よりもインデックスファンドを選ぶ人が多いです。
日経平均やS&P500などの指数に連動する投資信託を選ぶことで、分散投資効果を得ながら、手間をかけずに運用できるからです。
大切なのは、投資を「ギャンブル」ではなく「資産形成の手段」として捉えていることです。
短期的な値動きに一喜一憂せず、10年、20年といった長期スパンで考えています。
だからこそ、相場が下がった時でも慌てることなく、むしろ購入のチャンスと捉えることができるのです。
自分の成長に惜しまず投資している
最後に、お金が貯まる人は自分自身への投資を怠りません。
書籍代、セミナー参加費、資格取得費用など、自分のスキルアップや知識向上につながる支出については、むしろ積極的にお金を使います。
これは単なる自己満足ではありません。
新しいスキルを身につけることで、仕事の幅が広がり、結果的に収入アップにつながることを理解しているからです。
また、効率的な方法や節約術を学ぶことで、支出を減らすことにもつながります。
例えば、料理のスキルを向上させれば外食費を減らせますし、DIYのスキルがあれば業者に頼まずに済む作業も増えます。
投資の知識を深めれば、より効率的な資産運用ができるようになります。
健康管理についても同様です。
定期的な運動や健康的な食事にお金をかけることで、将来的な医療費を抑えることができます。
ジムの会費や良質な食材費は、長期的に見れば非常にコストパフォーマンスの高い投資だと考えているのです。
今すぐできるお金が貯まる人がやっている貯蓄法

ここまでお金が貯まる人の特徴を見てきましたが、「分かったけど、具体的に何から始めればいいの?」と思われた方も多いでしょう。

編集部
そこで、今すぐ実践できる具体的な貯蓄法をご紹介します。
どれも難しいものではないので、できそうなものから始めてみてください。
先に貯蓄をする
最も効果的で確実な貯蓄法は、「先取り貯蓄」です。
給料が入ったら、生活費を使う前にまず貯蓄分を別に分けてしまうという方法。
多くの人は「余ったら貯金しよう」と考えがちですが、これだと結局余ることがなく、貯蓄できません。
理想的な貯蓄率は手取り収入の20%程度ですが、今まで貯蓄習慣がなかった人がいきなり20%を目指すのは現実的ではありません。
給料日の翌日には必ず貯蓄用口座に振り込むか、自動積立定期預金を利用して自動的に貯蓄される仕組みを作ります。
「今月は飲み会が多いから貯蓄は来月から」なんて例外をつくると、結局続かなくなってしまいます。
最初は金額が少なくても気にする必要はありません。
月1万円でも年間12万円、10年続ければ120万円になります。
慣れてきたら少しずつ金額を増やしていけばいいのです。
大切なのは継続することですよ。
貯蓄用のための口座を作る
生活費と貯蓄を同じ口座で管理していると、つい貯蓄分に手を出してしまいがちです。
そこで、貯蓄専用の口座を別途開設することをおすすめします。
物理的に分離することで、貯蓄への意識も高まります。
貯蓄用口座を選ぶ際のポイントは、簡単には引き出せないようにすることです。
キャッシュカードを作らない、ネットバンキングに登録しない、通帳だけで管理するといった工夫をすることで、衝動的な引き出しを防げます。
また、金利の高いネット銀行を選ぶのも一つの方法です。
メガバンクの普通預金金利は0.001%程度ですが、ネット銀行なら0.1%以上の金利がつくところもあります。
金額が大きくなってくると、この差は意外と大きくなります。
さらに、目的別に複数の口座を作るのも効果的です。
「緊急時用」「旅行用」「車の買い替え用」など、具体的な目標を設定することで、貯蓄のモチベーションも維持しやすくなります。
目標が明確だと、「このお金は◯◯のためのお金だから使えない」という意識が働きます。
固定費の内訳を見直す
節約効果が最も高いのは、固定費の見直しです。
固定費は一度見直せば継続的に効果が続くため、変動費を削るよりもずっと効率的です。
スマートフォンの料金プランは定期的に見直していますか?
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月5,000円以上の節約になることも珍しくありません。
年間で考えると6万円以上の差になります。
通話品質やサービス内容も以前と比べて大幅に改善されているので、一度検討してみる価値があります。
保険についても見直しの余地があることが多いです。
特に生命保険は、ライフステージが変わったら保障内容も見直すべきです。
結婚したのにも関わらず独身時代に加入した保険をそのまま続けていたり、必要以上に手厚い保障をつけていたりしませんか?
保険の無料相談サービスを利用して、現在の状況に適した保障内容に変更するだけで、月数千円の節約になることもあります。
最近増えているのが、サブスクリプションサービスの整理です。
動画配信サービス、音楽配信サービス、雑誌の読み放題サービスなど、月額数百円から数千円のサービスを複数契約している人が多いです。
それぞれは少額でも、合計すると月1万円を超えているケースもあります。
本当に使っているサービスだけに絞り込みましょう。
車が不要な場合は手放す
地方在住でない限り、車の必要性について一度真剣に考えてみることをおすすめします。
車は購入費用だけでなく、維持費が相当な負担になっているからです。
車の年間維持費を計算してみると驚かれる方が多いです。
ガソリン代、駐車場代、保険料、税金、車検費用、メンテナンス費用などを合計すると、軽自動車でも年間50万円程度、普通車なら年間80万円以上かかることも珍しくありません。
週に1〜2回しか運転しない、近所の買い物と月1回のドライブ程度という使用頻度なら、カーシェアリングやレンタカーの方が経済的です。
最近のカーシェアリングサービスは15分単位で利用でき、ガソリン代も含まれているので、必要な時だけ借りる方がずっと安上がりです。
車を手放すことで得られるメリットは金銭面だけではありません。
運転による事故リスクがなくなりますし、車の運転時間を他のことに使えるようになります。
投資をする
ある程度貯蓄ができたら、その一部を投資に回すことを検討しましょう。
現在のような低金利環境では、預金だけではお金は増えません。
インフレを考慮すると、実質的には目減りしている可能性すらあります。
年間40万円まで投資でき、運用益が最長20年間非課税になります。
月々数千円からでも始められるので、無理のない範囲でスタートできます。
投資商品としては、インデックスファンドがおすすめです。
日本株式、先進国株式、新興国株式、債券などに分散投資できる商品を選ぶことで、リスクを抑えながら長期的な成長を目指せます。
個別株式を選ぶのは知識と経験が必要ですが、インデックスファンドなら専門知識がなくても始められます。
投資で最も大切なのは、長期的な視点を持つことです。
短期的には値下がりすることもありますが、過去のデータを見ると、15年以上の長期投資では元本割れの確率が大幅に下がります。
「投資は怖い」と思わずに、まずは少額から始めて、徐々に慣れていきましょう。
よくある質問

ここからは、お金が貯まる人の特徴や貯蓄法について、よくある質問にお答えしていきます。

編集部
「自分の場合はどうなんだろう?」「これで本当に大丈夫?」といった疑問を解消して、安心して貯蓄に取り組んでいただけるよう、具体的で実践的な回答をご紹介します。
Q
お金が貯まる人の考え方は?
A
お金が貯まる人は、お金を「使うもの」ではなく「育てるもの」として捉えています。
短期的な欲求よりも長期的な目標を重視し、今の我慢が将来の豊かさにつながることを理解しているのです。
また、「お金がない」ではなく「お金をどう使うか」を考えます。
同じ商品でも、価格だけでなく長期的な価値やコストパフォーマンスを重視します。
安物買いの銭失いにならないよう、本当に必要で品質の良いものを選ぶ傾向があります。
さらに、お金に対して前向きな姿勢を持っています。
「自分には無理」と諦めるのではなく、「どうすれば実現できるか」を考えます。
そのために必要な知識やスキルを身につけることも惜しみません。
Q
お金が貯まる人にはどんな共通点がありますか?
A
最も大きな共通点は、明確な目標を持っていることです。
- 老後資金のために2000万円貯める
- 5年後にマイホームの頭金500万円を用意する
など、具体的で達成可能な目標を設定しています。
また、計画性があることも重要な共通点です。
目標達成のために逆算して、年間いくら、月いくら貯蓄すべきかを明確にしています。
そして、その計画を確実に実行する仕組みを作っています。
さらに、継続力があります。
一時的に頑張るのではなく、無理のない範囲で長期間続けられる方法を選択しています。
Q
貯金はいくらぐらいあったら安心できますか?
A
一般的には、生活費の6ヶ月分から1年分の貯蓄があると安心と言われています。
月の生活費が20万円なら120万円から240万円程度です。
ただし、安心できる金額は人それぞれ異なります。
家族構成、収入の安定性、職業、年齢などによって必要な金額は変わってきます。
公務員のように収入が安定している場合は6ヶ月分でも十分かもしれませんが、自営業の場合はより多くの資金が必要でしょう。
大切なのは、自分の状況に応じた適切な目標を設定することです。
まずは生活費3ヶ月分を目標にして、達成したら6ヶ月分、1年分と段階的に増やしていけばいいでしょう。
完璧な金額を目指すよりも、まずは始めることの方が重要です。
まとめ

お金が貯まる人の特徴と具体的な貯蓄法について詳しく見てきました。
重要なポイントをもう一度整理すると、お金が貯まる人には以下6つの特徴があり、これらを身につけることで確実に貯蓄体質になることができます。
- 収支の把握
- 整理整頓
- 規則正しい生活
- 計画的な購入
- 適切な資産運用
- 自己投資
また、今すぐできる貯蓄法として、以下のものがありましたね。
- 先取り貯蓄
- 専用口座の開設
- 固定費の見直し
- 車の手放し
- 投資の活用
どれも特別な知識や技術は必要なく、意識と行動を少し変えるだけで実践できるものばかりです。
大切なのは、完璧を目指そうとせずに、できることから少しずつ始めることです。
一度に全てを変えようとすると挫折しやすくなります。
まずは一つの習慣から始めて、それが定着したら次の習慣に取り組むという段階的なアプローチがおすすめです。
お金が貯まる人になるのに、特別な才能や高収入は必要ありません。
正しい知識と継続的な行動があれば、誰でも確実に貯蓄を増やすことができます。

編集部
この記事を参考に、ぜひ今日から貯蓄体質への第一歩を踏み出してみてください。
将来のあなたがきっと感謝するはずです。
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